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マレーシア - キャメロンハイランドで見た両生類・爬虫類



一昨年の9月に行ったマレーシアのキャメロンハイランド について、旅行記みたいに書こうと思っていたのですが、全く進まないしもう諦めてみれた両爬だけ列挙して載せていく事にしました。ここまで面倒くさいとは思わなかった・・・。虫とか植物は量が多いのでやるならまた別記事にしようと思ってます。画像は全てFlickrに載せているので、よろしければそちらもご覧下さい。






古びた休憩小屋に潜むGekko monachusの成体

電話ボックスの中に潜むGekko monachusの雄個体





フタホシヤモリ

餌用としても時々流通するヤモリで、ニホンヤモリと同じ属の一種です。結構大きく、成体は20cmほどにもなり、かなりの迫力を感じました。発見した時は自分の知識不足(ジャンルとして全く興味なのない種なので現物をちゃんと見た事ありませんでした)で、これがフタホシだと気が付きませんでした(笑)。街中や林道沿いの古屋、ゴミ捨て場などで発見でき、人工物では基本的に殆ど本種だけでした。2枚目の写真は怪しいと思った電話ボックスから出てきた個体です。床や壁に糞が落ちているので、簡単にいるか判別できます。






Gekko monachusの幼体

水抜き穴の中に産み付けられたGekko monachusの卵





幼体も数多く確認できました。幼体は結構いろいろなところで見つかり、橋の桁の割れ目やアーケードの屋根など、人目に付くような場所に多かった印象です。

個人的に嬉しかったことが、産卵場所を見つけられたことです。日本の山道のコンクリ面にもよくある排水用の穴があったので覗いたら、物凄い数の卵が産み付けられていました。中には抱卵していると思われる親個体もいました。排水口内は湿度も高そうで、かなり苔むしていましたね。もう少し乾いた所に産卵するもんだと思っていました。本種にはあまり関心がないですが、こういう所に産んでるんだ~と結構感動しました。





赤味が強いHemiphyllodactylus titiwangsaensisの雄個体

Hemiphyllodactylus titiwangsaensisの幼体

木のうろに潜むHemiphyllodactylus titiwangsaensis

黄色味が非常に強いHemiphyllodactylus titiwangsaensisの抱卵個体





Hemiphyllodactylus titiwangsaensis

ティティワンサ山脈付近に固有のキノボリヤモリ属の一種で、今回自分が見たかったヤモリです。状態や個体によって色彩の変化がとても豊かで、最初に一番上の写真にある赤っぽい個体を発見したのですが、本種であると全く気がつきませんでした。20個体ほど観察できましたが、赤味が強くなったり黄色味が強くなったり薄い灰色だったりと、本当に個体ごとで劇的に変わっていて面白かったです。幼体は苔むしたような、どこかマモノミカドヤモリのような色合いでした。繁殖期なのか分かりませんが、抱卵中の個体も多く見つけることができました。

本種の同定は慣れると簡単で、尾の裏がオレンジ色であるというのが最も分かりやすい判別方法のようです。日本に居るキノボリヤモリとは見た目が全く異なっていて、大きさもやや小さめのニホンヤモリくらい。本種は街中ではほとんど見られず、雨が降った後の林道沿いのガードレールや山中の休憩小屋などで観察することが出来ました。フタホシヤモリとの棲み分けがあるのかな。






日光浴中のSphenomorphus stellatus?





Sphenomorphus.sp ?

キャメロンハイランド に到着してホテルまで歩いている時に発見した最初の爬虫類です。いろいろ調べたのですが、同定には至れませんでした。全長は20cmほどで、恐らくSphenomorphus属の一種だと思うのですが、この辺はどれも似たり寄ったりでスキンクに疎い自分では見当がつきません(笑)。この木の枝分かれ部分に苔やら枯葉が溜まってドーム状になっていて(写真で言うとスキンクの上の部分)、どうやらそこを巣にしているようで、捕まえようとしましたが逃げ込まれてしまいました。この他にも側面が赤いスキンク(恐らくEutropis属の一種)をちらほら見かけましたが、動きが非常に速く、全く撮れず。





Gonocephalus robinsoniiの亜成体

葉の上で寝ているGonocephalus robinsoniiの亜成体





ロビンソンモリドラゴン

この辺りに分布する樹上棲トカゲで、夜にトレッキングコースや山沿いの道路を歩いていると観察できました。昼間は全く見れなかったので、多分日中は木の上かもっと林の中にいるんですかね。名前は知っていたものの、こうしてしっかり見たことはなかったのですが、やっぱり樹上性トカゲはカッコイイ。





側溝沿いのOdorrana hosii

Pulchrana banjarana

Polypedates leucomystax

ゴルフ場に集まるDuttaphrynus melanostictus 





カエル達(もう名前忘れてしまった笑)

覚えているのだけ言うと、一番下はヘリグロヒキガエル、その上はシロアゴガエルです。カエルは大体雨が降った後に出てきてたような気がします。他にも轢かれてぺしゃんこになったトビガエルらしき死体なんかも見つけたりできました。





正直この旅ではそれほど胸躍る両生類・爬虫類には出会えませんでした(虫とか植物の方が面白かった)。ただ、固有のキノボリヤモリをかなりの数見ることが出来たのが嬉しかったです。本当はもっといろいろ書きたかったのですが、思ったように手がつかない。

いつか旅行記的に書こうと思います・・・










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マンティスタワー


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なんかちょっとかっこいい(笑)

編集の合間に餌やり中のコモンフラワーマンティスの幼虫達です。ブログには載せてなかったのですが、産卵した卵が孵り現在も飼育中です。本当はもっと居たのですが、インフルエンザ感染で1週間ダウン・共食い・部屋の中で集団脱獄etc・・・んで結局、8匹だけになってしまいました。さすがに世話サボりすぎた。



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捕食シーン何度見てもカッコいい。


大晦日

こんばんは。


去年同様、放置していたらとうとう大晦日に。
ニューカレドニアの記事も年内に出せませんでしたね(笑)。


今年は社会人になったりぶっ倒れたりと怒涛の一年でしたが、この趣味も大いに楽しめた一年でした。

いろいろ心配してくださった方々、本当にありがとうございました。
自分は本当に出会いに恵まれた人間なのだと痛感しました・・・。


来年も引き続きよろしくお願い致します。



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【ちょろっと余談】


雌雄一緒に飼っていたら、ゴールコンダアクマヤモリが産卵してしまいました。
まだ成長しきっていない気がするので、これはやらかしですね・・・。

ただ片方は発生が確認できたので、とりあえずよかった。
また詳しくは来年に。


皆様、良いお年を


カマキリの交尾

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コモンフラワーマンティス
無事にペアリングできました!意外とあっさりしてくれました。


5匹購入して、無事に全頭羽化。
♂3・♀2でいい感じに分かれてくれました。

雌雄で結構体格が違うんですね〜。



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餌を食べながら交尾してます。
食いながら交尾という、3大欲求のうち2つも同時に済ませるのすごい。

命の循環みを感じる。

いつオスが喰われるのかとヒヤヒヤしてましたけど、何事もなく。
2時間ほど交接した後に自然とオスが離れて行きました。

産卵が楽しみです。


樹皮培養土

こんにちは。
いつも拝見してるブログの方々やインスタの外人兄貴共が床材に樹皮培養土を使われているのを見て、そういえば使ったことないな〜と僕も真似したくなって去年の冬から色々な飼育種に使ってみました。



今使っているのは、チャームで販売している「クリプトモス」です。
http://www.shopping-charm.jp/ItemDetail.aspx?tid=04&catId=1505100515&itemId=213090

サイズがS・M・Lとありますが、僕はSサイズとMサイズを種によって使い分けてます。(チャームだと容量が8Lのしかないので、別の会社の16Lのとかこれから試してみたい)




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右が”Mサイズ”、左が”Sサイズ”です。



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”Mサイズ”
繊維の細かさはこんな感じです。割と粗い。



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”Sサイズ”
Sになると途端に繊維が細かくなります。触った感触は粗目のピートモスに近いかもしれません。




半年以上使ってみましたが、個人的にはとても使いやすいです。保水性が程よくて、湿度を好むトカゲ類には向いていると思います。また、カビにくくて臭いも抑えられるので、ヤシガラなんかより扱いやすいようにも感じます。ただ、繊維質な用土だけあって、繊維が大きいと若干掘りづらそうですね。抱卵した個体や土掘り返す奴には”Sサイズ”、地面に降りない樹上性のヤモリ類には”Mサイズ”といった具合に僕は使い分けています。(クチサケヤモリ・サキシマカナヘビが産卵してくれましたが、Sサイズで特に問題なさそうでした)

針葉樹の樹皮だからなんかまずい成分とかあるのかと不安でしたが、どれも死んでないしまぁいいやって思っています(笑)。




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現在は
・ヒルヤモリやクチサケヤモリなどの樹上性ヤモリ
・イロワケヤモリやチビヤモリなどの湿潤系の半樹上性ヤモリ
・クサカナヘビ属などの樹上性カナヘビ
といった湿度を好む種類には基本使っています。


あと(今年妙に流行った?)キャットゲッコーやキョクトウトカゲモドキ類、ヘラオヤモリ類とかには結構向いた床材なんじゃないでしょうか、飼ってないから適当ですけど……(笑)。
しかし、ササクレヤモリなどの乾燥気味を好むランドゲッコーにはもちろんですが向いていないと思います。この辺の種類には素直に乾きやすいヤシガラとか使った方が無難ですね。




最後に全く話変わるのですが、ハエの培地ってやはり市販のだとどれが良いのですかね。今だにケチって自分でテキトーに作っているのですが臭いがそれなりにキツくてもう……。スーパーでマッシュポテトの素を買い漁るのもそろそろ恥ずかしい。