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最愛の日陰者ヤモリ 

ご無沙汰しております。

先日、ブラックアウト浅草に行ってきましたが、相変わらず馬鹿みたいに混みますね。
いろんな方と話せたので楽しかったです。
思わぬお土産や話が得られて大満足でした。
















今日は思い入れのある種について書こうと思います。
というか、一番真面目に飼えたヤモリです(笑


*説明等もあるので長いです。ご注意を。








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Phelsuma dubia

和名:ニブイロヒルヤモリ
全長12〜15cmほどのヒルヤモリの仲間です。野生下ではオス一匹にメス複数のハーレムを形成し、コロニーで生活しています。性格は陽気で好奇心旺盛な個体が多い印象です。しかし、かなり排他的な面もあり、自らのコロニーに侵入した同種に対して雌雄関係なく攻撃することもあります。

彼らには特徴が大きく二つあります。一つ目が、マダガスカル周辺の島々だけでなくタンザニアなどを含むアフリカ大陸沿岸部にも分布することです。多くがマダガスカルなどの島に生息するこの仲間の中で、広い生息域を有しています。また、ザンジバル島にも生息することからザンジバルヒルヤモリとも呼ばれます。
二つ目が、普段の体色です。多くのヒルヤモリは綺麗な色彩で有名ですが、本種は通常時の体色が割と地味です。
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頭部と体は茶色がかった緑色で、ピンクの斑点が入ります。尻尾は茶色とピンクを混ぜたような色です。綺麗かどうかは個人の感性で変わると思いますが、少なくとも他よりは地味ですね。
しかし興奮時や機嫌がいい時、日光浴中などは明るい若葉色に綺麗なピンクが乗り(特に頭部)大変美しくなります。
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この変化が個人的にとても魅力的だと感じてます(笑





自分はこの種を2016年の1月に購入しました。
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地味さのせいかあまり情報がないところからのスタートでしたが、彼らの丈夫さもあってか無事繁殖まで至っています。今回は本種を繁殖させる上で重要だと感じたことを書こうと思います。こんな奴飼う人いないでしょうし、正直どんな人でも増やせると思いますが、こういう意識高い記事一度書いてみたかっただけなのでよかったら参考までに。



本種の繁殖は、基本的にオス1にメス1〜5程のペアないしハーレムで行われます。
産卵は1シーズン3〜5クラッチ(多くが4か5クラッチと多産)ほど、1クラッチ2個(場合により1個)です。直径は1cm程。卵はハードシェルタイプで、竹の中やコルクの窪み、壁面や植物の葉に貼り付けて産みつけられます。地面に埋めたりその辺にポロっと産んだりはせず、完全な粘着性の卵です。
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孵化までには28℃前後で約45〜60日かかります。温度による雌雄のバラツキですが、我が家ではあまりないように感じます。

我が家では最短で42日(29℃)、最長で78日(23℃)で孵化しました。基本的に30℃以上・22℃以下で孵化率が急激に下がるようです。また、多産なためかスラッグを産むこともよくあります。色々工夫をしましたが、必ずしもすべて孵るわけではもちろんなく、孵化率は70%程かと思います。
湿度は割と乾燥にも強い印象がありますが、70%以上で管理する方が無難です。


ベビーはハッチリングで全長約4.0cm。
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産まれたばかりは、体は銅色で小さな水色の斑点があり、尾と手足が黄色っぽい色合いをしています。
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その後すぐに体色も緑がかった明るい灰色になります。また、生後数ヶ月ほどで水色の斑点は薄れて消失していきます。
餌は生後三日後くらいからPHコオロギ、キイロショウジョウバエ、トビムシ等を捕食します。生後5〜6周目くらいになるとトリニドや1令イエコも捕食できました。
現段階ではまだF1しか取れてませんのでなんとも言えませんが、性成熟は1年程かと思われます。性別に関しては生後半年くらいで判別可能です。




彼らの繁殖で重要と感じた点は大きく二点です。
ケージの広さ
昼間の高い気温



①これはもはや当たり前だと思いますが…
ただ彼らはハーレムで生活するので、それを再現するならかなり広いケージを必要とします。コロニー内でも個々の縄張りは存在するようです。しかもたとえ同じコロニー内でも、抱卵した途端に攻撃的になる傾向あるため、やはり広い方が無難です。自分では、ペアで最低45×45×45は必要と感じました。30×30×45でも飼育には問題ありませんでしたが、繁殖行動を見られる回数が減り、繁殖を考えると狭いと判断しました。高さはもちろんですが、やはり一定の広さ(幅と奥行き)もないと効率的な繁殖は難しく思います。


②これが一番キーになるポイントかと。
彼らは選好温度が結構高く、30℃程が最も活発です。ですので昼間はホットスポットを含むケージ上層は30〜33℃ぐらいまで上げ、逆に夜は26℃程度まで落としてメリハリをしっかりつけます。こうして昼間に高温を感じさせることで活性がかなり上がり、頻繁に繁殖行動を観察することができました。
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*交尾中の画像

明確な繁殖期間があるかわかりませんが、この昼間の気温変化をつけることで今の所うまく繁殖をコントロールできています(最も、冬になれば微妙な気温の低下で勝手に休んでくれますが)。
また、①で述べたケージの広さもここで関係してきます。もちろん選好温度が高い種ですが、体が小さい分オーバーヒートにもなりやすいです。その対策のためにも、広いケージでしっかり温度勾配を作ることが重要です。自分は昼間でも24℃程の場所が一部にできるように調節していて、たまにですがそこで涼む姿が見受けられます。
やはりバスキングライトを設置するとなると45cm四方以上の広さと高さがあった方がうまく温度勾配をつけられるのではないかなと感じました。



とまあ長ったらしく書きましたが、これでもかなり省略してまとめたつもりです(笑

「当たり前のことしか書いてないやん」と言われそうな気もしますが…



でも情報の少ない分こうやってある程度飼育を確立できたのは良かったかなと思います。

それにしても人気がないのですね、こいつら。発色がいいと、いつも汚い分かなり感動できるし、飼いやすいし馴れやすいしで個人的には気に入っています。アフリカにも住んでるってのがこれまたイイ。アフリカ産の生き物には謎の魅力がありますね。

本当に衝動買いとしか言えない動機で買ってしまったのですが、自分自身この種にここまでハマるとは思いませんでした。こいつのおかげにヒルヤモリに足突っ込んだようなもんです。



こんな日陰者のザンジバルですが、今後も累代していけたらいいなと思います。

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長々と日陰者のお話でした。おしまい。

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ヨシノボリ水槽

お久しぶりです。
更新サボりまくってたらとうとう広告出ちゃいました。

サボり癖治さなければ。









超久方ぶりにアクアリウム始めました。

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前々から流れのある水景をイメージしてやりたかったのでこんな感じに。
流れのあるクリークを想像しました。

本当は蛇頭やりたかったですが、次の機会に…


フィルターは外掛け式を無理やりつけてます。
生体も小さいので十分かなと。
ヒーターもなしで、照明はイケアのスタンドライトです。

設備かなりケチりました。


レイアウトは田砂に適当な石入れただけです。
レイアウトするの苦手だからひどい出来ですが、これで結構気に入ってます。



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生体は小型のヨシノボリです。
詳しい種名はよくわかりません(笑

先日かねだい東戸塚に初めて行き、思わず買ってしまいました。
全部で4匹。水槽が小さいのでちょうどいい数でした。

餌も乾燥赤虫食べてくれるのでとても楽です。



早速お互いに牽制し合ってて面白い。
ヨシノボリだけをちゃんと飼うの初めてですが、いいものですね。


そのうち川エビと貝類も追加しようと思います。




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生体が小さい分、机の上に置けるサイズなのがいいですね。
水の流れる音はかなりしますが、なんだかんだ聞いてると落ち着きます。


次はチャンナガクアとかの生息地再現した水槽立ち上げたいです。

いつになるか分からないですが…







アクアリウム熱、ちょっとだけ再燃してきました。おしまい。